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第2回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、日本の2連覇で幕を閉じた。さて、この大会で我々が学んだ最大の事実は、韓国の強さが本物だということである。



2005年のアジアシリーズで、千葉ロッテが地元日本の大観衆のなか、外国人監督の指揮で、外国人選手の打点で、全員が韓国人選手だった三星ライオンズを破った1試合を観ただけで、某スポーツライターが「韓国の野球なんてこんなもんやろな。日本の野球より10年遅れとる」とのたまったことが、今となっては懐かしい。あれから3年半も経っていない。

このアジアシリーズも、五輪アジア予選も、WBCも、その多くで日本は「ホーム」で韓国と対峙してきたことも、考慮に入れるべきであろう。

中日など日本プロ野球で活躍した韓国人選手が本国に戻り、指導者となり、日本野球の緻密さを取り入れ、元々持っていたパワフルさと融合させ、韓国野球は格段に進歩した。韓国代表選手の多くが、好守・好打の日本人選手を明確に目標・お手本だとしているという事実からも、このことがうかがえる。心底思う。95年に行われた日韓野球で観た韓国の野球とは、まったく野球が変わった。



MLBが主導するWBCが、サッカーのワールドカップのような権威ある大会になることは、ありえない。それは私が普段から主張していることだ。盛り上がっているのも日本と韓国くらいなもので、その2チームが決勝に進んだ、というだけに過ぎないとも言える。だが、だからといって、この盛り上がりが無意味だとは言えない。

こうして韓国の強さを見、日韓戦が盛り上がることも分かり、これからの野球界がどう動いていくべきか、そういったところも見えてきたことだろう。日韓の選手たちの頑張りで、いまのところ、WBCをMLBだけのための大会に終わらせていない。WBCで2連覇したというタイトルよりも、そのことこそが評価されるべきことである。そんな選手たち、スタッフたちに、拍手を送りたい。

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