取材時の移動に便利な、国産のコンパクトカーを購入したいのだが、車名を見ただけで購入意欲が薄れてしまう。

たとえば、トヨタの『オーリス(Auris)』。

一般の英和辞書には載っていないが、我々のように科学技術翻訳でも稼いでいる人間にとっては、常識だ。aurisというのは、「耳」という意味である。このクルマを見かけるたび、耳が走っているように見えてしまうのだ。トヨタによれば、この車名はオーロラを連想させる造語だそうだが、そんなモノ全く連想できない。

それから、日産の『ティーダ(Tiida)』。

小学生の頃からの友人であるイイダトモキ君の名前そのものではないか。元ヤクルトの飯田哲也外野手も、背中のネームは「T.IIDA」だった。日産によれば、この車名は波(tide)を連想させる造語だそうだが、そんなモノ全く連想できない。

良い名前がおおかた商標登録されてしまっている実情は分かるが、だったら外車のように、シンプルなアルファベットと数字の組み合わせにして貰えれば良いのだが・・・。

余談ながら、海外に通用するように洋風の名前を子供につける親も多いようだが、当たり前ながら、日本風な名前のほうが海外では人気が出る。せっかくお知り合いになったフランス人女性の名前が「ハナコ」だったらシラケるのと同じこと。

どうも、最近の日本人の「名付け」感覚が狂っているように思えるのだが??