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■ 男 子

モーグルは、ただでさえ一発勝負で誰が勝つかなんて、全く予想できない競技だ。今年の男子は、それにも増して混戦模様、予想は困難を極める。

超絶エアで我々を酔わせるアレクサンダー・ビロドー(カナダ)をはじめ、こちらもエアが華麗なギルボー・コラ(フランス)、今季好調で勢いのあるイェスパー・ビョルンルンド(スウェーデン)などが表彰台の頂点を狙う。

だが、混戦から頭ひとつ抜け出している感があるのが、トリノ五輪の覇者であるデール・ベッグスミス(豪州)だ。いまは豪州代表のベッグスミスだが、実は彼はバンクーバー生まれなのだ。ビロドー(カナダ)はモントリオールの出身なので、むしろベッグスミスのほうが「ホームグラウンド」と言える。

既述のとおりモーグルでは、一発勝負では誰が勝つか分からない。その意味では、日本勢にもメダルの可能性はなくはない。特に、今季好調な尾崎快西伸幸に「番狂わせ」を期待しよう。


■ 女 子

ここにきて、お馴染みのジェニファー・ハイル(カナダ)の調子がすこぶる良い。優勝候補ナンバー・ワンは誰かと問われれば、誰もがこのひとを推すだろう。五輪モーグルのような一発勝負競技では、「失うものはない」的な選手、つまり「もう既に金メダルを獲っている」選手が強いように思う。その意味で、男子のベッグスミスとともに、地元での五輪ともなるこのハイルは、実に手強い。

同じカナダのクリスティ・リチャーズも、金を狙う。バンクーバーに近いサマーランド(近いといっても、同じ州なのに400kmくらい離れているらしい…カナダは広い)出身で、ハイルと共に大声援を見方に付けること間違いなしだ。

さらに、ハナ・カーニーヘザー・マクフィーシャノン・バークといったアメリカ勢が、日本の上村愛子の強敵となる。お気づきのとおり、上村以外の上記した5人は、全て北米大陸の選手。つまり、上村はライバル達と完全アウェーで戦わなくてはならない。

こうした点を加味したうえ、日本人としての「希望的観測」を排除して実績や調子を総合すると、表彰台はハイル、リチャーズ、カーニーの3人と予想する。ただ、カーニーはトリノでの滑りを見た感じでは、五輪のような舞台には弱そうでもあるが…。

以上の6人を、ニコラ・スドヴァ(チェコ)、マルガリータ・マーブラー(オーストリア)といったご存知の面々が追う展開。日本の伊藤みきも怪我の影響はなさそうで、上位を狙えそうだが、「メダル有力候補」とは言い難い。

そして、何となく怖いのが、このひと。里谷多英だ。なぜか彼女は、五輪となると、めっぽう強くなる。長野で一度勝っているだけに、マークしても損はない存在だ。
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