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日本男子スピードスケート陣が唯一メダルを狙える、500mを展望してみたい。

長くなるので結論から先に言うが、私の金メダル予想は、本命がイ・ガンソク(韓国)、対抗が長島圭一郎(日本)だ。

 ■

この500m、実は空前の大混戦模様。世界の強豪が顔を揃えて転戦するワールドカップ(W杯)で、今季は勝者がめまぐるしく入れ替わっている。

今季4戦で各2回ずつ、計8本の顔合わせで、以下の6人もの選手が勝利を挙げている。バンクーバーでも、この面々から勝者が出ると予想するのが妥当だ。

イ・ギュヒョク(韓国) 3勝
イ・ガンソク(韓国) 1勝
ミカ・ポウタラ(フィンランド) 1勝
タッカー・フレデリクス(米国) 1勝
長島圭一郎(日本) 1勝
加藤条治(日本) 1勝

これに加えて、長島は世界スプリントで勝っている。ただ、開催地が帯広だったし、海外勢はあまり本腰ではなかったので、世界スプリントの結果はあまり参考にできない。

 ■

これを踏まえて考えると、やはり総合ポイントで上位の韓国勢2人が最も手強いだろう。

25歳のイ・ガンソクは、大崩れがない安定感ナンバー・ワンの選手。一方、ベテラン32歳のイ・ギュヒョクは、最近のW杯で3連勝しており、好調さでは群を抜く。

だが、実はイ・ギュヒョクは、過去4回の五輪では期待されながらメダルなし。五輪のような大舞台に弱いとされる。今月のインタビューでも「最後の五輪でメダルが獲れず評価が低くなると思うと怖い」と、実にマイナス思考な言葉を漏らしている。ダン・ジャンセンやジェレミー・ウォザースプーンのように、こういう選手は五輪のリンクではとことん勝てないことを、我々は痛いほど学習してきた。

…となれば私は、バンクーバーでの金メダル候補最右翼を、トリノでも銅メダルを獲ったイ・ガンソクと結論したい。そして、銀メダル候補には、仕上がりが順調な長島圭一郎を推す。

加藤条治は、6人のなかでは、残念ながらちょっと見劣りする。加藤は今季1勝を挙げているが、イ・ギュヒョクらが失敗して圏外に消えたレアケースの展開で、優勝タイムも34秒98と遅かったため、あまり参考にできない。

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以上まとめると、以下のような予想となるだろうか。

◎イ・ガンソク(韓国)
○長島圭一郎(日本)
▲イ・ギュヒョク(韓国)
△ミカ・ポウタラ(フィンランド)
△タッカー・フレデリクス(米国)
×ジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)
 加藤条治(日本)
 及川佑(日本)

復活してきたジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)だが、さすがにメダル有力候補とまでは推せない。だが、ここにきてW杯でポイントを獲得できるまで調子を合わせてきたことは、素直に流石だと思う。

繰り返すが、今季は絶対的な本命を欠く混戦だ。34秒台前半の、0.1秒から0.2秒の間に、大勢のスケーターがひしめく展開となろう。加藤条治はもちろん、今季W杯で一度だけ2位に飛び込んだ及川佑にも、十分すぎるほどのチャンスはある。
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