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「日本独特」のクラシック音楽文化といえば、次の2つが代表的である。

 (1) ベートーヴェンの交響曲第5番を、『運命』と呼ぶこと
 (2) 年末に、ベートーヴェンの交響曲第9番(『第九』)を聴くこと

欧米の年末は、『第九』ではなく『くるみ割り人形』(チャイコフスキー)が演目に取り上げられることが多い。オケのコンサートだと、アンコールピースとして1曲、元気のある曲が『くるみ割り人形』から選ばれることが頻繁だ。『くるみ割り人形』が、クリスマスのお話だからである。

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私もこの時季、まず『第九』は聴かない。無宗教の私だが、年末年始の「クリスマス~初詣」期間は、何となく敬虔な気持ちに浸りたい。だからといって、J.S.バッハの『クリスマス・オラトリオ』や、リムスキー=コルサコフの『クリスマス・イブ』ばかりを聴いていたら、数年で飽きてしまった。

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なので、これらの他に、敬虔な気分を与えてくれる「ゆったりとした、神々しく、美しい」曲を聴く。これこそ、私が最も好むクラシック音楽のジャンルである。

…というわけで、このジャンルのなかでも、特に私が愛聴する作品を列挙してみる。この中の1曲でも、もし知らない曲がおありであれば、ぜひ聴いていただきたく強くオススメしたい!

・アレグリ 『ミゼレーレ』
・J.S.バッハ カンタータ第106番 BWV106 特に第1曲
・J.S.バッハ ヴァイオリン・ソナタ第6番 差し替え前の第2楽章カンタービレ BWV1019a
・モーツァルト 『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 K.621
・シューベルト ミサ曲第6番 D950 特に「kyrie」と「Benedictus」
・メンデルスゾーン 詩篇第42番『鹿が谷川を慕う如く』 作品42 特に第1曲
・シューマン 交響曲第2番 作品61 第3楽章
・ブラームス 『悲歌』 作品82
・フォーレ 『ラシーヌの雅歌』 作品12
・マーラー 交響曲第4番 第3楽章
・ラヴェル ピアノ協奏曲ト長調 第2楽章

ちなみに、バッハのカンタータの番号とBWV番号が一致しているのは、カンタータ第1番からBWV番号を割り振っていることに起因する必然であり、メンデルスゾーンの詩篇第42番が作品42なのは、単なる偶然である。

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基本的に私は「ミーハーなクラシックファン」なので、ビッグネームが並んでいることがお分かりだろう。なかでも『アヴェ・ヴェルム・コルプス』は最も有名であり、鉄板だ。演奏時間も短く、旋律も聴き易いので、広くオススメできる。

このなかでは、バッハのBWV1019aとメンデルスゾーンの詩篇42番が、いささかマニアックかもしれない。シューベルトのミサ曲も、意外と盲点ではなかろうか。個人的に最も強く推薦したいのは、フォーレの『ラシーヌの雅歌』。この曲の旋律、和声の美しさは尋常ではない。

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また機会を見て、「別ジャンル」の曲もここで取り上げてみたい。それでは、Merry Christmas and Happy New Year!
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