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2月6日にスーパーボウルを迎えるNFL(米アメリカンフットボールリーグ)では、試合中におけるチーム内の情報伝達を、有線通信で行うよう規定されている。無線で行うと、相手チームに傍受されてしまうからだ。

…何が言いたいかというと、プロスポーツを観戦する者にとって、「ほんとうに通信が傍受されていないか」が重要なのではない、ということだ。そんなことは、結局は確かめようがないからである。「通信が傍受できないような運営になっているか」こそが、重要なのである。

大相撲も同じだ。内部調査で「八百長はやっていません」と幾ら言われたって、我々は全く安心できない。「八百長ができないような運営になっている」ことこそが、必要不可欠なのである。

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現状の大相撲の運営では、2日も前に対戦相手が決定する。まさに「八百長をやってくれ」と言わんばかりのシステムである。これでは八百長、無気力、馴れ合いといった疑念を晴らすことなんて、未来永劫、絶対に不可能だ。

つまり、大相撲から八百長(あるいはその疑念)を一掃するには、以下の方法しかあり得ない。

・取組を、当日に土俵上で、観衆の目前で、くじ引きで決める
・その後、実際の取組まで、力士を隔離する。
・番付が遠い力士とも対戦を組むようにする。

もちろん、既に議論されているように、

・十両と幕下との給与格差をなだらかにする。
・大関を特別な地位とはせず、カド番の概念を撤廃する。
・横綱が成績が振るわない場合は、降格して再挑戦できるようにする(現在は事実上引退を強要される)。

…といった工夫も必須となるが、これら工夫はあくまで、補足的にしか八百長排除に貢献できないのである。

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ひと場所15日、年6場所、といったレギュレーションだって、ごく最近になって固まったものに過ぎないのであって、特段伝統的なものでもない。ならば、くじ引きくらい新たに導入したって、何のバチも当たるまい。くじ引きのドキドキ感が、集客につながるのではないか?

もちろん、横綱同士の対戦はやはり千秋楽に組まなくてはならないなど、一定の工夫は必要となるが、くじ引きくらいの思い切った運営変更は必須だろう。

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大相撲は決して、八百長ばかりではない。八百長では絶対に不可能な、まさに力士が命を削るような渾身の一番が、これまで大相撲を盛り上げてきた。そんな大相撲が観られなくなってしまうなんてことは、あまりにも惜しい。

だからといって、八百長力士を突き止めて処分し、またこれまでの運営を再開したところで、結局は何も変わらない。だからこそ、今ここで、「くじ引き論」を強く主張したい。
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